夢のあるお話です


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投稿日時: 2007-7-7 23:33:00

ロッキー・ザ・ファイナル映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を観てきました。


う〜ん・・・
ハッキリ言って、全くダメでした。

前作『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』が
ほんと期待外れだったので、
今作『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』は
期待せず観に行ったのに、です。

・チョウ・ユンファ演じる、サオ・フェンがあっと言う間に出番が終ってしまった。
・それに変わったのが、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワンだった。
・そのエリザベス・スワンの強さが不自然極まりない。
・このストーリー展開で恋愛話になった途端、一気に興醒めしてしまった。
・様々な登場人物の様々な話を盛り込んだため、ジャック・スパロウの影がすっかり薄くなってしまった。
・ティア・ダルマを解放したら、何かあるのかと思ったら、(天候が急に変わりはしたが、)本当に解放しただけで終ってしまい、肩透かしをくらってしまった。
・デビィ・ジョーンズも救ってくれるのかと思って観ていたら、そうではなく、
結局、ただの悪役としてしか描かれなかったこと。
・デビィ・ジョーンズと言えば、
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』では、
クラーケンをあっさりと殺してしまっていたことがまずつまらなかったし、
その殺してしまった理由もはっきりわからず、何とも消化不良だったこと。
・あのエピローグ、「更なる続編も作れるぞ!」という作りですが、
まぁどうぞご勝手にという感じです。

などなど・・・

アカンかったところばかり、ボロボロと書けちゃいます(悲)

本来、こんなマイナス面をダラダラ書くことは
ワシのスタイルではないのにな・・・



良かったところと言えば・・・

う〜ん・・・

ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが
存在感タップリでジャック・スパロウの父親役で出演していたことぐらいかなぁ

確かに、この演出はニヤリとできました。

キース・リチャーズ扮する父親が帽子を取ると、その頭にはしっかりとバンダナが巻かれていて、ジャック・スパロウは父親のソレを真似しているんだということがわかる場面は、正にニヤケます。

でも、それだけ。


観に行ったのが、1年に1度だけ織姫と彦星が会えるという七夕で、
それがウィル・ターナーとエリザベス・スワンが10年に1度だけ会えるという
設定と重なったことが因縁めいていて面白かったですが、
逆に言えば、そんなことしか印象に残らなかった
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』


3部作と称したシリーズ作品というのは
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『マトリックス』など数多くありますが、
3作観ていくにつれ、評価が下がる一方な作品というのは、
ワシの過去にはありませんでした。



『パイレーツ・オブ・カリビアン』

合掌、って感じです。


投稿日時: 2007-4-23 21:02:00

ロッキー・ザ・ファイナル映画『ロッキー・ザ・ファイナル』を観てきました。

最初に言っておきます。
これは、予想外に良かったです!

まずは、この映画『ロッキー・ザ・ファイナル』という題名ですが、
これはあくまで邦題です。
原題は『Rocky Balboa』です。

つまり、原題では『FINAL(最後)』とは一切謳っておりません。
なのでワシは、今後も、
『ロッキー リターンズ』とか
『ロッキー フォーエバー』
といった具合に、続編が作られると睨んでいます。(^^)



で、肝心の『ロッキー・ザ・ファイナル』ですが、
シルベスター・スタローンが世間に伝えたいことが余程あるのでしょう、
メッセージが”てんこ盛り”です。

そのメッセージは、人生応援歌と言うか、
人生賛歌とでも言いたくなるようなものです。

劇中、たくさんの珠玉のセリフがありましたが、
上映中に書き留められたものだけをザッと挙げてみても、

「同じ所に長く居ると安住してしまう」
「過去に生きるな」
「自分の中で灯は消えていない」
「情熱を持っていても、燃やさない連中はたくさんいる」
「『年だから』なんて関係ない、他人に自分の人生を決められたくない」
「人生、バラ色ばかりじゃない。
 どんなに強く打たれても、前に進もうとする気持ちが大切」
「悩みとつきあうくらいなら、俺と付き合えよ」
「自分の価値を信じてるのなら、他人のせいにするな」
「自分の人生、自分を信じなきゃ」
「怖い時ほど強気でいけ!オレはそれで成功してきた」

どうですか?

ハッキリ言っておきますが、凄く”ベタ”です。
鑑賞するときの気分次第では、シラケたセリフで、
ウザイ映画と捉えられるでしょう。
しかし、定期的にベストセラーとなる、人生教訓のような文庫本と同じように
この『ロッキー・ザ・ファイナル』は、わかりやすいストーリーと共に、
人生のバイブルとしてワシはハマってしまいました。



シルベスター・スタローン自身も言っていましたが、
(上映の間に、『ロッキー・ザ・ファイナル』のジャパンプレミアで来日した
シルベスター・スタローンの記者会見の模様が流されていました)
この『ロッキー・ザ・ファイナル』と、
第1作『ロッキー』(1976年アカデミー作品賞受賞)はイイです。

ロッキー・ザ・ファイナル』は、原点回帰とでも言いますか、
ロッキー』へのオマージュ的要素がとても強いです。
それはもちろん、過去の映像、
特にエイドリアンとの回想シーンが多いというのもありますが、
それ以上に、『ロッキー』であった『感動作品』という要素が大きいと思います。



思うに、ロッキー・バルボアは、シルベスター・スタローンその人なんですね。
シルベスター・スタローンが肉体派俳優として、第1作『ロッキー』で
アメリカンドリームを実現してトップスターに登った後、
アーノルド・シュワルツェネッガーが登場して、
その地位にとってかわっていったせいで、
彼等2人はよく比較されましたが、
シルベスター・スタローンは生き方が下手というか、不器用なんだと思えます。

しかし、不器用な方が、人間味があるように思えませんか?
それが、シルベスター・スタローンに見られるし、
さらにはロッキー・バルボアにも見出せるのです。



これもシルベスター・スタローン自身が言っていましたが、
この『ロッキー・ザ・ファイナル』は、彼と同世代の人たちに向けた
作品として作ったそうですが、
公開されると、観客の大半は若い世代だったそうです。

そう、いつの世代にも、ロッキーは身を以って私たちに語ってくれるんです。
「人生に終わりは無い」と。
そして、
「自分の人生、主役は自分。自分を信じて決してあきらめるな」と。

ワシも、ロッキーと言えばビル・コンティの、アノおなじみのテーマ曲を聞いて
 NEVER GIVE UP=自分をあきらめない
で生きていきます。


それにしても、ワシもあのフィラデルフィア美術館の大階段を大股で駆け上がり、
上がりきったところで、天に拳を突き上げて「ウォー」というのを、
一度はやってみたいなぁ(笑)




映画『ロッキー・ザ・ファイナル』に出演している主な俳優
 シルベスター・スタローン
 バート・ヤング
(順不同)




投稿日時: 2007-4-19 22:58:00

ブラッド・ダイヤモンド映画『ブラッド・ダイヤモンド』を観てきました。

ワシはこの『ブラッド・ダイヤモンド』で描かれたことは
100%真実だとは正直思わない方が良いと思っています。

(監督が、『ラスト・サムライ』で、日本の幕末から明治を、あんな風に描いた、 エドワード・ズウィック監督なので。
 『ラスト・サムライ』は、渡辺謙が演じた勝元など、
 侍の描写は確かに上手く描いていたと思うが、
 時代背景はトンチンカンな部分があったのでね。)


とはいえ、ワタシはこの『ブラッド・ダイヤモンド』で描かれた事実が
あるということを知りませんでした。
ダイヤモンドを巡っての紛争があるという事実を。

おそらくこの思いは、ワタシだけではないでしょう。
むしろこうした思いをした方が、圧倒的ではないでしょうか?

しかし、いつの時代でも、こうした争いはあったのは知っています。
・金(ゴールド)
・石油 等々
対象物は何であれ、それを巡っての争いが起こるのである。

対象物(今回はダイヤモンドですが)を巡る争いが起きる理由はわかります。
ひとことで言えば、ソレは金(かね)になるから。
あるいは、ソレで食っていけるから。

つまり、需要があるから、供給しようとして争いが起きているわけである。

こうした場合、一番憤りを覚えるのは、その需要側が血を流していないこと。
そして更に悪いことは、武器調達などをして、そうした紛争をサポートしていること。
そしてそして、極めつけに悪いことは、
それが極々一部の利権を得ようとする者たちによるものであるということ。

そしてその結果、いつでも、どこでも、一番の被害者は、
今回で言えば、ダイヤモンドには到底縁がない、地元の住民たち。

いつもこうしたパターンだ。

先進国の需要(エゴ)のために、被害を被る途上国の人々。
というパターン。

しかし、このパターンで言えば、何もこの『ブラッド・ダイヤモンド』は、
決して他人事(遠い外国の事)ではないのである。

例えば、日本国内での
・産業廃棄物を地方の田舎に押し付ける。
・原発の恩恵(電力)を受けるのは都会だが、その箱物(原発)は地方に置く。
等、理屈は同じである。




前置きが長くなったが、この映画『ブラッド・ダイヤモンド』は、
こうした問題を提起している社会派映画で、大変見応えがあります。

2006年度のアカデミー賞において、この『ブラッド・ダイヤモンド』は、
作品賞や監督賞にノミネートされることはなく、
しかし、主演男優賞と助演男優賞にはノミネートされ、
主演のレオナルド・ディカプリオは、主演男優賞は逃したが、
しかし、同じく主演した『ディパーテッド』が作品賞と監督賞を受賞したのだが、
ディパーテッド』では主演男優賞にノミネートされなかった。
という、なんともまあややこしいことになっていた。

要するに何が言いたいのかと言うと、
ブラッド・ダイヤモンド』が作品賞となっても何ら違和感はない作品だし、
レオナルド・ディカプリオジャイモン・フンスー
それぞれオスカー級の演技を見せているということ。


それにしても、ブラッド・ピットも言っていましたが、レオナルド・ディカプリオは、
今一番出演作に恵まれている俳優のひとりと言って良いのではないでしょうか。

近年レオナルド・ディカプリオが出演した作品
ディパーテッド
アビエイター
キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン
ギャング・オブ・ニューヨーク

もっともこれは、単にレオナルド・ディカプリオに良い作品が回ってくるということだけではなく、彼の脚本を選ぶ眼が良いという要素が大きいのだと思います。

そしてもちろん、『ブラッド・ダイヤモンド』もそんなレオナルド・ディカプリオの、
脚本を選ぶ選択眼の確かさを見せ付けた作品と言えます。



映画『ブラッド・ダイヤモンド』に出演している主な俳優
 レオナルド・ディカプリオ
 ジェニファー・コネリー
 ジャイモン・フンスー
(順不同)




投稿日時: 2007-3-13 23:53:00

ドリームガールズ映画『ドリームガールズ』を観てきました。

まずはこの作品をワシは、ミュージカルだった作品だったとは知りませんでした。
そんな予備知識はいれていませんでした。
なので、冒頭から最後まで、歌が流れ通しなのにまずは乗せられました。

その流れる歌、映像もあるせいでしょうが、全編素晴らしいです。

DVDが出るのを待って、映像込みで音楽を楽しむテもありますが、
(映像の無い)サントラだけでも充分満足できると思います。

そんな劇中で流れる数々の歌ですが、
ワシは、ジェニファー・ハドソンがメインで歌っている曲が大変気に入りました。
特にオススメなのが、
『And I Am Telling You I'm Not Going』と『I Am Changing』の2曲。
(とりわけ『And I Am Telling You I'm Not Going』は鳥肌もんです!)

この2曲にワタシ、感激して泣けてしまいました。

正直に言おう。
ワシは今まで、映画や劇などで泣けることはあったが、
曲(あるいは歌)を聞いて泣けたというのは、コレが初めてである。

それくらい、ジェニファー・ハドソンの歌は、訴えるものがあった。
これだけでも、映画『ドリームガールズ』を観てほしい。

先のアカデミー賞で、ジェニファー・ハドソンは、多くの日本人が期待した、
菊池凛子の受賞を阻んでの、最優秀助演女優賞のオスカー獲得をしたのだが、
映画『バベル』での、菊池凛子の演技は未だ観ていないが、しかし、
ジェニファー・ハドソンのオスカー受賞は、充分納得いくものであるということは、
ここでハッキリ言い切っておきます。

映画『ドリームガールズ』は、
ジェイミー・フォックスビヨンセ・ノウルズが主演ということになっているが、
完全に彼等はジェニファー・ハドソンの前にかすんでいます。
ワシはビヨンセ・ノウルズの歌は好きなのだが、ジェニファー・ハドソンの歌声を聴くと、
なんだかビヨンセ・ノウルズの歌って、薄っぺらく聴こえてしまうんだよね。

そんなわけで、映画『ドリームガールズ』は、これが映画初出演ながら、
ジェニファー・ハドソンが主役の映画だとワシは思ってます。

この、映画『ドリームガールズ』の書評に、
「個々の演技は素晴らしいが、作品としては大したことない」というものがあった。
なるほど、だから、先のアカデミー賞も、
個人ではノミネートがあった
(助演男優賞のエディ・マーフィと助演女優賞のジェニファー・ハドソン)が、
作品賞にはノミネートされていなかったもんね。

しかしね、ワシには、ジェニファー・ハドソンが歌う
『And I Am Telling You I'm Not Going』と『I Am Changing』を聞いただけでも、
充分モトは獲ったという気分になれたので、
ワシとしては映画『ドリームガールズ』は良い映画だと思えましたよ。


と言う訳で、最後にまとめると、映画『ドリームガールズ』は、
ジェニファー・ハドソンに圧倒される映画。
ジェニファー・ハドソンのおかげで、
 ジェイミー・フォックスビヨンセ・ノウルズは、かすんでしまった映画。
ダニー・グローバーが、しっかり存在感を示している映画。
と言えます。

それから、エディ・マーフィですが、確かに、彼の近年での作品では抜群の存在感の役で、
劇中での彼の最後のステージなどは、
まさに故ジェームズ・ブラウンを彷彿とさせるものがありました。
なので、エディ・マーフィが最優秀助演男優賞のオスカーを獲得できなかったのは
少し可哀そうな気もするけど、
しかし、最優秀助演男優賞のオスカーを獲得した相手が、
ワシが推している『リトル・ミス・サンシャイン』の、ファンキーな爺さん役の、
アラン・アーキン
だったから、これは仕方ないところですな。


映画『ドリームガールズ』に出演している主な俳優
 ジェイミー・フォックス
 ビヨンセ・ノウルズ
 エディ・マーフィ
 ダニー・グローバー
 ジェニファー・ハドソン
(順不同)


投稿日時: 2007-3-5 20:54:00

ボビー映画『ボビー』観てきました。


この作品は、いわゆる、群像劇です。
群像劇というのは、同じ時間を、いろんな問題を抱えながら生活していている、見ず知らずの様々な登場人物が、ある出来事でひとつに繋がる。
というのが基本的なパターンで、今回の映画『ボビー』もそれは同じでした。

実はこういったことも含めて、ワシは、こうした群像劇という作品をあまり好きではないのである。
何かバラバラというか、ごちゃごちゃしていて何が言いたいのかわからないという感じがしてね。

そういう意味では、『ボビー』も、『マグノリア』とか『クラッシュ』といった、過去にもいろいろあった群像劇の映画と何ら代わり映えはしなかったのだが・・・珍しく、この『ボビー』は気に入りました。


ワシの語彙力のなさ故、どこがどう良かったのかが説明できないんだけど、この『ボビー』は、群像劇としては好きな作品になりました。

< br>『ボビー』と、『マグノリア』や『クラッシュ』との違いを強いて挙げるとすれば、『ボビー』は、史実 〜ロバート・F・ケネディが暗殺された1日を描いている〜 という点と、そのロバート・F・ケネディ本物の映像やセリフを巧みに取り入れている点があり、それが実は良かった点なのかなと思いました。

あと、これも群像劇共通なのだが、出演俳優が豪華なのは、本当に満足感溢れますよ。

映画『ボビー』に出演している主な俳優
 アンソニー・ホプキンス
 ローレンス・フィッシュバーン
 ウィリアム・H・メイシー
 イライジャ・ウッド
 クリスチャン・スレイター
 マーティン・シーン
 エミリオ・エステベス
 ハリー・ベラフォンテ
  アシュトン・カッチャー
 ヘレン・ハント
 デミ・ムーア
 シャロン・ストーン
(順不同)


ねっ、これだけでも観たくなるでしょ?


投稿日時: 2006-12-8 23:22:00

カオス映画『カオス』観てきました。


この『カオス』、最初はウェズリー・スナイプスが出ているというだけで観に行きました。

ウェズリー・スナイプス出演ということは、=(イコール)ワシの好きなアクション映画だということですからね。

しかし、ワシの期待を見事に裏切って、この『カオス』は、ウェズリー・スナイプスよりも、ジェイスン・ステイサムとライアン・フィリップが良かったかからこそ、良い作品だったと言えるものでした。

確かにこの『カオス』は、
ジェイスン・ステイサム、
ライアン・フィリップ、
そしてウェズリー・スナイプス
というクレジット順だったのだが、しかしワシにとってジェイスン・ステイサムとライアン・フィリップは無名俳優だったんだよね。

だから、この2人の魅力を知ることができた作品として、この『カオス』は評価高いです。


中でもとりわけ良かったのが、ライアン・フィリップ。
この『カオス』は、若手(新人)刑事とベテラン刑事がコンビを組み、若手刑事が成長していくという、まぁよくあるパターンの作品ですが、そのライアン・フィリップ演じる若手刑事が成長していく様がとても良いんです。

最初は、ただのボンボンな警官だと観ていたのが、途中からは彼が主役となり、最後は成長した姿を見せて終わりかと思っていたら・・・

というのがとても良いです。

ちなみにライアン・フィリップと言うのは、現在、若手俳優の有望株の一人で、
昨年のアカデミー賞作品賞に輝いた『クラッシュ』にも出演していて、
その『クラッシュ』でも、ベテラン警官とコンビを組む若い警官を演じていましたし、クリント・イーストウッドの硫黄島2部作のアメリカから見た視点の作品である『父親たちの星条旗』でも、主役の衛生兵として出演していました。

(ワシとしては、これら大作の出演俳優を覚えていなかったことは、痛恨の極みなのである。)


それ以外にも、二転三転するストーリーがとても面白いですし、
ジェイスン・ステイサム、
ライアン・フィリップ、
ウェズリー・スナイプス
の3人の、それぞれの持ち味が存分に発揮されているのがとても良いです。

公開時、あまり注目されていない作品でしたが、機会があれば、また観てみたい作品となりました。


投稿日時: 2006-11-23 23:44:00

SAW3(ソウ3)映画『SAW3(ソウ3)』観てきました。


この作品、本国アメリカでは、2004年から、毎年ハロウィーンの時期に公開され、日本でも毎秋公開されている作品です。

ワシは以前も書いたが、この『SAW』シリーズには、ハマッてしまいました。

何と言っても、その最大の魅力は、先が見えない展開。

こうして言葉にすると、他の映画でも使い古されている言葉になってしまって、何ら代わり映えのないものに思われてしまいそうだが、とにかくこの『SAW』シリーズは、面白いです。

ジグソウは、毎回、死と隣り合わせにすることにより、人を試すのですが、
今回の『SAW3』でも、ジグソウは人を試します。
その相手が・・・というのが、今回のポイントのひとつ。

そして、もうひとつのポイントは、『3』にして、遂に、
SAW』、『SAW2』の謎がわかります。

なので、そういう意味では、『SAW3』こそ、
SAW』、『SAW2』を観ておく必要があることを言っておきたいと思います。


投稿日時: 2006-11-20 23:28:00

007 カジノ・ロワイヤル映画『007 カジノ・ロワイヤル』観てきました。


結論から言いましょう。
今度のジェームズ・ボンドダニエル・クレイグは良いです!

今回、6代目にして、イアン・フレミングの原作とは異なる、
初のブロンドで瞳の色も違うジェームズ・ボンドの登場でしたが、
ワシは受入れられました。

これがさすがに、我々日本人のようなアジア系や、アフリカンな黒人系なジェームズ・ボンドが登場してきたら、さすがに違和感アリアリになっていたのでしょう。(確かに、青い目やブロンドの侍や武士って嫌ですもんね(笑))

しかし、我々日本人には、欧米系の人、いわゆる白人系の人ってハッキリ言って区別つかないですから(苦笑)違和感は無いと思います。


まぁ、確かにダニエル・クレイグは、ロシア系に見えるの、英国のスパイとしては違和感があるのかもしれませんが・・・



で、肝心の『007 カジノ・ロワイヤル』の中身ですが、まず、モノクロで始まるプロローグが良いです。

モノクロであるというのが、まだ00(ダブルオー)を名乗る前のエピソードなのだということをわからせてくれます。

そして、007(ダブルオーセブン)に昇格してからの活動として、爆弾犯とのチェイスが描かれますが、このスピード感が最高です。
このシーンでは、むしろ、逃げる爆弾犯の身体能力に驚かされますが(これは是非劇場で御確認いただきたいです)、しかし、新ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグのイメージを強烈に印象付けるエピソードと言えます。

ちなみにこの爆弾犯は、フリーランニングの第一人者でえある、セバスチャン・フォーカンです。SFX全盛の最近の映画に食傷気味な方には、彼のパフォーマンスはとても刺激的ですよ。


もちろん、ジェームズ・ボンドが6代目になろうが、007のお約束である、ボンドガールとの絡みや、ボンドカーや、(今回は秘密兵器開発者”Q”は登場しませんが)機器を駆使した描写は健在で、007ファンにも楽しめると思います。

後のジェームズ・ボンドに影響を与えた女性とのエピソード、
ジェームズ・ボンドが初めて本気で愛した女性(ヒト)とはどんな女性(ヒト)だったのかが描かれた『007 カジノ・ロワイヤル
オススメです。

最初は違和感があって観ていた人も、最後のアノ決めゼリフが出た時には、きっとその違和感は取れていることと思います。


ダニエル・クレイグは、007次回作の出演も既に決まっています。

今後も楽しみです。


投稿日時: 2006-11-14 23:19:00

オープン・シーズン映画『オープン・シーズン』観てきました。


日本では来春公開されるワーナー・ブラザーズ初のアニメ『ハッピー・フィート』が、『007 カジノ・ロワイヤル』を破って、全米初登場1位を記録したのは記憶に新しいように、今や完全にアニメは確固たる地位を築きました。

そうした流れを受けて、ソニー・ピクチャーズもアニメーション専用の新会社を立ち上げてアニメに取り組んでいて、そのソニー・ピクチャーズ第1回アニメ作品というのが、今回の映画『オープン・シーズン』な訳です。


この『オープン・シーズン』は、なんと言ってもアニメーション技術が凄いです。
毛並み、
松の風にそよぐ様子、
水滴のはじける様子、
炎の動き、
煙の立ち上る模様

これらの動きが、アニメでなく、実写に限りなく近いです。
この技術を大スクリーンで実感していただきたいです。



それから、ワシとしては、謎のうさぎたちが、ヘンに可笑しくて気になってしまいました。
(これこそ映画を観てもらわないとわからんなぁ)

もっとも、そのうさぎについては、エンドクレジットで断り書きがありました。こういうのを観た時、大変な時代になったもんだとヘンに感心してしまいました。


投稿日時: 2006-11-9 23:58:00

父親たちの星条旗映画『父親たちの星条旗』観てきました。


オスカー監督、クリント・イーストウッドが、オスカー受賞作『ミリンオンダラー・ベイビー』の次に撮影した、硫黄島2部作の第1作『父親たちの星条旗』です。(第2作は『硫黄島からの手紙』です。)


この硫黄島2部作については、いろいろな話題があります。
・硫黄島の戦いについて、アメリカと日本、双方からの視点で描いた。
・プロデューサーをスティーブン・スピルバーグが勤めていること。
・『硫黄島からの手紙』は、全編日本語の、日本映画となっていること。(クリント・イーストウッド監督は、もちろん日本語はわかりません)
主だったのはこんなところです。


実はコレを書いている段階では、未だ第2作の『硫黄島からの手紙』は観ていませんが、『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』を観比べてみるのも楽しみですが、しかし、『父親たちの星条旗』だけでも、とても、見応えある作品となっています。


戦争映画として観れば、アメリカ軍が硫黄島に上陸するシーンはやはり圧巻です、圧倒されます。
このあたりは、さすが『プライベート・ライアン』のスティーブン・スピルバーグ監督が製作を勤めている作品だと納得させられます。

しかし、クリント・イーストウッド監督も言っているように、これは戦争映画と言うよりは、戦争を題材にした映画と捕らえた方が、身体に入ってきやすいと思います。

この映画『父親たちの星条旗』から、観た人それぞれが、いろいろなメッセージを受け止めると思いますが、

・戦争では、兵士は使い捨てのもの、道具に過ぎないだ。
・戦争は政治利用 −プロパガンダ− に使われるものだのだ。
・ヒーロー(英雄)というものは居ないのだ、ヒーローは必要に応じて作り上げられるものだ。
・何かを行う(あるいは士気を鼓舞する)ためには、シンボリックなものが必要なのである。それはたとえばフラッグ(旗)であったり、ヒーロー(英雄)であったりするのだ。

ワシは、この映画『父親たちの星条旗』から、こういったメッセージを受け止めました。


硫黄島からの手紙』も楽しみです。


投稿日時: 2006-10-30 23:38:00

ザ・センチネル 陰謀の星条旗映画『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』観てきました。


この、映画『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』は、
話題のアメリカのTVドラマ『24(トゥエンティフォー)』で主人公を演じている、キーファー・サザーランドが主演の映画です。

・・・と言いたいところですが、主演はマイケル・ダグラスです。

しかし、日本の配給会社としては、やはり

アノ人気TVドラマ『24(トゥエンティフォー)』の主役、キーファー・サザーランドが主演の映画です!
と大々的に謳いたかったところでしょうな。(笑)



この『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』の最大のみどころは、やはり、マイケル・ダグラスキーファー・サザーランドの演技のぶつかり合いです。

良いです!

キーファー・サザーランドは、『24(トゥエンティフォー)』で出てきたように思っている方もいるかもしれませんが、彼の芸暦は長いです。

しかし、今振り返ってみても、キーファー・サザーランドの主演作っていうのが、全然思い出せないです。

父親のドナルド・サザーランドもそうだったのですが、くせのある、サブキャラといった役を演じている印象が強いです。
おそらく、父親の影響を受けているんだと思います。

そうしたことを踏まえて、この『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』を観ると、真っ当な役で、マイケル・ダグラスとも堂々と渡り合っており、マイケル・ダグラスがオスカー俳優でなければ、間違いなく、最初にクレジットされている、つまり、主役となっていたと思います。


遂にスクリーンで日の目を見た(笑)キーファー・サザーランドの、24(トゥエンティフォー)とは違う面を観たいと思う方にはオススメできます。


それから、ストーリーの発想が面白いですな。
つまり、大統領を守るべきシークレット・サービスに裏切り者がいて、大統領暗殺を狙っている、という点が。

ただ、ストーリーとして、シークレットサービスの人間と、ファーストレディ(大統領夫人)が不倫関係であるというのは、観ているとき、ちょっと突飛すぎてシラケてしまったのが正直残念でした。


投稿日時: 2006-10-30 22:48:00

16ブロック映画『16ブロック』観てきました。


日本人にはイマイチ、ピンとこないのですが、
ブロックという距離感覚は、ほんの目と鼻のさきの距離を言います。

この短い距離を、証人を護送する任務を言われた刑事(ジャック・モーズリー)
が、同じ刑事に追われる羽目になるというアクション映画です。


酒におぼれて生活が荒れた、何か訳ありの刑事。
そしてトラブルに巻き込まれる刑事。

どこかで聞いたことのある設定ですな(苦笑)

そう、あの『ダイ・ハード』シリーズの、ジョン・マックレーン刑事と同じです。
でもって、今回の『16ブロック』のモーズリー刑事も、『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マックレーン刑事と同様、ブルース・ウィリスが演じています。


今や、酒浸りになって、人生投げやりに過ごす役をさせたらこのブルース・ウィリスの右に出る者は居ないでしょう(笑)


『ダイ・ハード』が出てきたついでに言うと、『ダイ・ハード2』と同様、この『16ブロック』も、実際の時間の経過と、映画の上映時間がほぼ同じであるという点は、観ている側のリアリティ感が増すことになるでしょうね。


監督は『リーサル・ウェポン』シリーズなどでお馴染みのリチャード・ドナー監督です。
この監督が演出するからには、アクションシーンも期待は裏切りません。

たとえば、バスを使った銃撃シーンは、クリント・イーストウッド主演の『ガントレット』を彷彿させます。


この『16ブロック』にはいくつかのみどころがあります。

たとえば、『人間は変われるんだ!』というテーマが、この映画の根幹にしっかりあるという点。

そして、映画のジャンルのひとつである、バディムービーである点。
白人刑事と黒人囚人(『16ブロック』では証人ですが)として見ると、
秀作『48時間』『48時間 PART2』に通じるものがあります(白人刑事はニック・ノルティが、黒人囚人はエディ・マーフィがそれぞれ演じました)。

また、先に述べたリチャード・ドナー監督の『リーサル・ウェポン』シリーズのリッグスとマータフの刑事コンビ(これも白人と黒人のコンビ)も思い出されるところです。

この『16ブロック』での白人刑事と黒人証人のストーリー展開、
最後にワシは思わずホロリときてしまいました。

このあたりは、ぜひ作品をご覧いただきたいと思います。


投稿日時: 2006-10-27 22:43:00

サンキュー・スモーキング映画『 サンキュー・スモーキング』観てきました。


ひとことで言うと、痛快な作品でした。
こうした、ひねった、しかし、スカッとする作品は実に久々な気がします。

欧米では、ディベーティングと言って、ひとつの議題に対し、
肯定と否定の二組に分かれて論議を闘わせることを、小さい頃から
学校で教育しているということを聞いたことがありますが、
この『サンキュー・スモーキング』では、正にそのディベートが
ひとつのみどころになっているのと同時に、楽しめたところでした。

タイトルでわかるように、この『サンキュー・スモーキング』での議題は
『スモーキング(喫煙)』です。

冒頭、TVの討論番組で、『スモーキング(喫煙)は許せん!』という目をした、四方八方敵だらけの場で、堂々と切り返してやりこんでしまう主人公ニックの『口撃』が痛快です。

そんなニックは離婚しているのだが、週末にしか会えない息子に、自分の仕事を見せ、また、その『口撃』の伝授をして、『パパはすごい!』と認めさせます。
この過程が愉快だし、それに加えて、ここで伝授されるニックの『口撃』の心得は、ビジネスにも役立つもので、とても参考になります。


この他にも、マルボロマンを懐柔しに行く場面とか、
女記者にオフレコを暴露され窮地に立たされてからの逆襲など、
知的戦術を以って挑み、それで愉快にさせてくれます。

このあたりは、ぜひ作品をご覧いただきたいと思います。


というわけで、
この映画『サンキュー・スモーキング』は、論破する術と息子に尊敬される術を教えてくれる、とても痛快な作品としてオススメいたします。


投稿日時: 2006-10-21 22:36:00

ワールド・トレード・センター映画『 ワールド・トレード・センター』観てきました。

ワールド・トレード・センター』というだけで、何の映画がわかりますよね。
アノ9.11の同時多発テロで崩壊した超高層ビルでの話です。
もう少し言うと、そのテロで旅客機が『ワールド・トレード・センター』ビルに突っ込んだ後、あのビルへ救助活動のために入って、崩落した現場から奇跡的に生還したニューヨークの消防士の実話を元にしたお話です。

アメリカ本国では、アノ9.11から5年しか経っていないのに、その9.11を題材にした映画が作られるのは、生々しい等、ふさわしくないといった声も少なくなかったようですが、ワシは、昔よりさらに時計のスピードが早くなっている現代社会では、わずか5年でも、下手すれば風化しかねないので、別に構わないと思っているのですが、それは、アノ同時多発テロで被害を受けていないから言えることなのかなぁ?
(もっとも、あの旅客機が『ワールド・トレード・センター』ビルに突っ込むシーンのインパクトは、さすがにそう簡単には風化しないとは思うのですが)


ところで、肝心の”映画”『ワールド・トレード・センター』ですが、
正直、少し期待ハズレでしたな。

ワシとしては、同じ同時多発テロを扱った作品である
ユナイテッド93』の方が断然良かったです。

う〜ん、別に『ワールド・トレード・センター』が良くなかった訳ではないが、何か、こぢんまりした作品になっていたのが意外でした。

それから、クチ悪く言えば、
ワールド・トレード・センター』は、こういった危険なメに遭う可能性はわかっていたにも関わらず、自らそうした場に臨んで行った話。
というのに対して、
ユナイテッド93』は、望みもしないのに巻き込まれてしまった話なので、
映画を観る時に、どちらに感情移入するかと言えば、ワシは圧倒的に後者だったという訳です。


とは言え、月並みですが、『ワールド・トレード・センター』で、ビル崩壊現場から奇跡的に助け出された2人に対しては、ワシには間違いなくあそこまでの気力はないだろうという点で、素晴らしいなとは思いました。


投稿日時: 2006-10-20 22:31:00

イルマーレ映画『イルマーレ』観てきました。

まずはこの作品の邦題:『イルマーレ』について。

原題は『THE LAKE HOUSE』だから、”湖の家”といったところでしょうか。
それがナゼなぜ『イルマーレ』なのか?『イルマーレ』とは何なのか?は、
映画をご覧いただけばわかりますが、わざわざ『イルマーレ』とつけなくても、
『レイクハウス』にしても、作品自体、それから、映画の宣伝的には特に変わらないとは思いました。

こんなところでヒネらなくても、という感じがします。


この『イルマーレ』は、確か韓国の作品のリメイクだと記憶していますが、ワシは本家の韓国版を観ていないせいか、素直に観ることができました。
(どうしてもリメイクだと、オリジナルと比較して観てしまう部分がでてくるので、それにより正当な評価ができない場合が往々にしてあるので。)


この『イルマーレ』は、
1.ユーモラスな描写も結構多かったのが良かった。
2.ストーリーが最後まで観て、しっかり繋がって気持ちよかった。
(ワシがココ最近観た映画は、消化不良のストーリーのものが多かったので)
です。

それから、ラブストーリーとは別に、父と息子の関係(話)も描かれていましたが、こういうストーリーの組み立てにすると、得てして、どちらかが邪魔になることがあるのだが、この『イルマーレ』に関しては、ラブストーリーの方はもちろん、父と息子の話も、何かこうじんわりくるものがあって、良かったです。

息子の、父と上手くコミュニケーションがとれないもどかしさと、
父も息子への愛情を伝えられない、生き下手加減さ。
しかし、実は息子たちを愛していたのだという事実と、それを、父の死後知って涙する息子。
ベタといえばベタですが、しかしワシはこういうの好きです。


それにしてもワシは、キアヌ・リーブスをいつも上手い俳優だと思うのだが、なかなか表立って評価されないんだよなぁ〜


投稿日時: 2006-10-17 19:56:00

カポーティ映画『カポーティ』観てきました。

まずはフィリップ・シーモア・ホフマンである。
彼はこの『カポーティ』で、見事、アカデミー主演男優賞を受賞したことは記憶に新しいところです。
最近は、『Mi-3:ミッションインポッシブル3』にも出演していて、冷酷な悪党を演じていました。

多くのヒトがそうでしょうが、ワシも本物のトルーマン・カポーティの容姿や声を知りませんが、おすぎ氏によると、容姿も、アノ鼻にかかったようなような独特の喋りも、実に本人によく似ているそうです。

ひょっとすると、『レイ』のジェイミー・フォックスのように、
”そっくりだからアカデミー主演男優賞ものだ!”ってな訳でオスカーを受賞できたのかもしれません。
(もちろん、フィリップ・シーモア・ホフマンにしろ、ジェイミー・フォックスにしろ、”似ているから”だけではなく、”演技が良かったし、似ているから”という理由での受賞だと思っていますが)


この『カポーティ』では、カポーティの殺人犯に対しての思いの推移が描かれていますが、正直、ワシには理解し難かったですな。
最後には、「助けたかった、助けられなかった」という、自責の念にさいなまされていたようですが、ワシにはとても理解できませんでした。
犯人の中に自分を見た、といったところでしょうか。


それにしてもこの『カポーティ』を観終わって気になったのは、
この『カポーティ』という作品に対してどうのこうのよりも、
わざわざ死刑(絞首刑)の場面を映し出すことにより、世の中の死刑廃止論者たちの
「それ見たことか、やはり死刑制度なんてムゴイ制度は間違っている。死刑制度は廃止するべきだ!」という声が再び大きくならないか?という懸念である。

ワシは死刑制度は絶対無くすべきではないと考えているからだ


投稿日時: 2006-10-17 12:18:00

ブラック・ダリア映画『ブラック・ダリア』観てきました。

この『ブラック・ダリア』はブライアン・デ・パルマ監督作品である。

ブライアン・デ・パルマ監督の作品はいつも映像がキレイである。
しかも、この『ブラック・ダリア』は、1940年代から1950年代のロサンゼルスが舞台になっていることもあり、同じ年代を描いていたブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』も彷彿させるなど、みどころはあります。


・・・と、ここまではなんとか良いところを探して書いてみましたが、正直、ワシにはこの『ブラック・ダリア』は、ちょっと期待外れでございました。

と言うのも、
1.登場人物の繋がりが、予備知識がないとわかりづらい。
2.そもそも宣伝文句の、残忍な殺人事件は、実はこの『ブラック・ダリア』では、全然メインの話ではないこと。
3.なのに犯人を明らかにしないのは、映画を観ている人に欲求不満が溜まるだろうからということではないのだろうが、映画の最後ではその殺人事件の犯人が明らかにされるのだが、それが、この『ブラック・ダリア』全体のストーリーからすると、強引に謎解きの話にもっていってる感じがして映画全体では不自然なストーリー展開になってしまっていたこと。
等々・・・


確かに、殺人事件の被害者が、若い女性で、しかも、腰から切断されて、口元も耳まで切り裂かれていたというの、確かにセンセーショナルだから、宣伝文句にはピッタリなのだろうけど、この『ブラック・ダリア』では、この事件はあくまでストーリー全体の一部に過ぎず、メインは、その殺人事件の犯人探しではなく、その事件をとりまく人々の話なのだということは、映画を観る最初にわかっていた方が良いのではないかと思った次第なのである。
それがわからず、謎解きの映画だと思って観ていたから、ワシは肩透かしを食ったという次第なのである。


投稿日時: 2006-10-13 23:12:00

記憶の棘映画『記憶の棘』観てきました。

(ネタバレ注意!)
ラストのニコール・キッドマンの、ウェディングドレス姿での、喜んでいたのかと思ったら、次の場面では新郎に抱きかかえているという描写が、『実はまだ不安定な精神なのでした。』という意味なのかと解釈してみましたが、ワシとしてはイマイチ釈然としませんでした。


後半、失速した感のある作品でしたが、何と言っても良かったのは、
ショーン少年役の、キャメロン・ブライト君。

このキャメロン・ブライト君の”目ぢから”が、とても素晴らしく、
本当にショーンの生まれ変わりではないかと思わせるだけのものがありました。
少年俳優の”目ぢから”にビビッとキタのは、『誰も知らない』の、アノ柳楽優弥以来のことでした。


このキャメロン・ブライト君の今後に期待してます。


投稿日時: 2006-9-30 23:00:00

狩人と犬,最後の旅映画『狩人と犬,最後の旅』観てきました。

アナタは、都会の喧騒を離れて静かな所で暮らしたいと思った事がありませんか?
ワシはそう思っていた時期がありました(今は無いですが)

そう思う理由はヒト様々でしょうが、いずれにせよ、後ろ向きな理由
(例えば、誰々が嫌だなど)で思っているのであれば、それは間違いなく続かないでしょう。

よほど決意して、よほど好きでない限り、自然の中で暮らすということは無理です。

そんな事を思わせてくれる『狩人と犬,最後の旅』です。

この『狩人と犬,最後の旅』は、ノーマン・ウィンター本人が出演していますが、
作りがあまりドキュメンタリーっぽく感じられなかったせいか、
どうも、自然の厳しさといったものがあまり感じられなっかったのです。

ですが、厳しい自然の中で過ごしているとはいえ、
これがノーマン・ウィンターの日常だという捉え方をすれば、
むしろ、好感が持てる作りであり作品であると言えると思います。
(このあたりは好みによると思います。)








投稿日時: 2006-9-19 23:51:00

ウルトラ兄弟 ウルトラマン ウルトラセブン 帰ってきたウルトラマン ウルトラマンエース ウルトラマンメビウス映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』観てきました。

ワシは平成ウルトラシリーズはもちろん、
初期のウルトラシリーズも、ウルトラマンレオの初期頃までしか観た記憶がないので、
今作のウルトラマンメビウスも当然知らなかったわけで、通常ならウルトラマンメビウスなるものの映画も観に行くことはなかったのであろうが、
今回は事情が違っていたのである。

それは、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』では、題名にもあるように、
ウルトラ兄弟が登場するのである。
しかも、当時ウルトラ各戦士に変身していた俳優たちが、そのまま年齢を重ねて(!)登場してくるのである。

う〜ん、正直、還暦近くなったハヤタやモロボシ・ダン等を観るのはどうかなぁ〜って思っていたのだが、
彼らが画面に揃い踏みし、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン
(ウルトラマンジャックという呼び方も普及し始めているが、やはりワシらは、夕陽が似合う、帰ってきたウルトラマンなのである)、
そしてウルトラマンエースに変身して登場した際は、なんかこう、身震いというか、
鳥肌というか、ゾクゾクきて、目がウルウルしてきそうになってしまいました。

やはり、ウルトラマンと仮面ライダーは偉大で不変で日本の誇りですな。


それにしても、帰ってきたウルトラマンの後半くらいから、しょぼくなっていた特撮だったのが、
この『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』では、素晴らしいものになっていたことにはとても驚きました。







投稿日時: 2006-9-15 23:17:00

ジェイミー・フォックス コリン・ファレル マイケル・マン監督映画『マイアミ・バイス』観てきました。

80年代にアメリカで放映されていた人気テレビシリーズの映画版で、当時その番組の製作だった、マイケル・マンが監督を手がけています。

この作品が与えた影響は日米で大きく、日本の『あぶない刑事』なんかも、この『マイアミ・バイス』のコンセプトを真似ているのでしょう。

そんな”伝説の”人気刑事ドラマの映画化ということもあって、期待が大きかったのでしょう、どうも、公開後の評価が低いものが多いようです。

そういうワシはどうかって?

幸か不幸か、テレビシリーズの『マイアミ・バイス』をほとんど知らないので、ヘンな期待が無かった分、”普通に”観られましたせいか、そんなにヒドイとは思いませんでした。


ジェイミー・フォックスは、自分で、マイケル・マンに映画化を持ちかけただけのことはあって、Coolさがとても良かったです。
この人、オスカー主演男優賞受賞の『レイ』以降、『ステルス』なんていう、失敗作に出ちゃいましたが、『ジャー・ヘッド』から、なんとか軌道修正図れてきているかな?って感じがします。

むしろ、この作品の評価が良くないのは、
「狙ってやった」
と、本人も言っていた、コリン・ファレルの、似合わない長髪&ヒゲの風貌によるところだと思っています。(笑)


そんな評価(よくわからんでしょうが(苦笑))の『マイアミ・バイス』ですが、最後のクレジットが、ジェイミー・フォックスコリン・ファレルの順だったので、ワシとしては良しとしておきます。(日本では、コリン・ファレルが主役のような書き方が多かったので)





投稿日時: 2006-9-10 23:08:00

パトリック・ウィルソン映画『ハードキャンディ』観てきました。

前フリに期待して観に行ったので、正直ちょっとガッカリしました。

「ヘイリーって誰よ?」
「なんでジェフの事全て知ってんのよ?」
って、疑問だらけ。

”謎めいた作品”というのは、惹き込まれる要素となり得るが、
”謎だらけの作品”というのは、なんでもアリということになり、結局、”?”だけが残ってしまう作品になってしまう。

でもって、今回の『ハードキャンディ』は、典型的な後者の作品だった。

と言えば、わかっていただけるでしょうか。


それにしても、主役の女の子(エレン・ペイジ)が、なんかぼやぁ〜とした顔してて、どことなく大竹しのぶに似てると思ったのは、ワタシだけ?





投稿日時: 2006-9-9 23:58:00

ブランドン・ルース ケビン・スペイシー映画『スーパーマン・リターンズ』を観てきました。

まずは、主役のクラーク・ケント/スーパーマンに大抜擢された、ブランドン・ルースに注目でしょう。

世界的に著名でファンも多い、クラーク・ケント/スーパーマン役を演じ、そうした熱狂的なファンを納得させるには、カリスマにも似た、”何か”が無いといけないのでしょうが、ブランドン・ルースにはソレがあるようにワシは観ました。

まず、スーパーマンのコスチュームを着ての立ち姿だけで、充分納得させるだけのものがあります。
クリストファー・リーブの残像が色濃いスーパーマンですが、ブランドン・ルースもまた、正統派のスーパーマン俳優と言えるでしょう。


俳優にとって、ひとつの役柄の印象が強すぎるのはマイナスだと言いますが、ワシは一概にそうとは思いません。

車寅次郎こと渥美清、
仮面ライダーと言えば、藤岡弘、
ノーマン・ベイツことアンソニー・パーキンス、
俳優として演じたのはルーク・スカイウォーカーしかないんじゃないの?っていう、マーク・ハミル、などなど・・・

洋の東西を問わず、
”コレと言ったら、この役者。”
という人は大勢いますわな。

もちろん、そうしたキャラが固定されることを嫌って、もがいて、しかしなかなか抜け出せないという俳優もたくさん居ることもまた事実です。
しかし、そんな当たりキャラにも恵まれずに、消え去っていく俳優の方が圧倒的多数だと言うことは、改めて言わなくても容易に想像できますよね。

だから、ブランドン・ルースと言えば、スーパーマン。
というイメージで固まったても、ソレは素晴らしいことだとワシは思うのである。


もっとも、だからこそ、初代ジェームズ・ボンドから脱却できた、ショーン・コネリーは、素晴らしい俳優なのだという、逆説的な言い方もまたできるのですが。



投稿日時: 2006-8-19 23:02:00

ポール・グリーングラス監督作品映画『ユナイテッド93』観てきました。

この作品は、公開前から「遺族の神経を逆撫でするものであり、不謹慎だ」とか「9・11をとりあげることによる、話題性を狙ったもので、商業主義でけしからんものだ」など、様々な物議を醸し出した作品となっておりました。

で、ワシの観た感想。

この作品は、ぜひ多くの方に観てもらいたいと思います。
確かに、ワシは遺族の者でもなく、直接何らかの被害を被った訳ではないので、無責任かもしれませんが、しかし、少なくともワシには、商業主義の作品といった、程度の低い作品とは観えませんでした。

一番良かったのは、作風が、いわゆるお涙頂戴的な作りではなかったこと。

ドキュメンタリー調に、時間と、その起きた事を、ドラマ風に仕立てた作品であったのが、かえって画面に引き込まれてしまいました。

お涙頂戴にすると、シラケる恐れがありますからな。

観終わって思ったことは、
「テロって許せないね」とか
「国(政府)ってぇのは、結局どの国でも当てにならないものなんだ」
といったことよりも、やはり、人間、諦めない尊さといったものでした。
それは即ち、人間としての尊厳といったようなものだと言えると思います。

ユナイテッド93』という作品、
そして、『ユナイテッド93』機に搭乗していた方たちに、
人間として一番大事なものは何かということを教えてもらった作品でした。



それにしても、ワールド・トレード・センターに突っ込む旅客機の映像は、
わかっていても、胸に詰まらされる想いで、未だに観てもショックを受けますね。


投稿日時: 2006-8-18 23:53:00

ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』観てきました。

結論から言えば、かなりガッカリしました。
「かなり」です。

2003年に公開された第1作
『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』
は、ワシの中では、2003年のベスト作品だったので、
今回の『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』と、
来年公開される『パイレーツ・オブ・カリビアン3』はとても期待していて、
で、ようやく観に行った今日、”期待をせずに”観に行ったんだけど、本当に期待外れに終ってしまった。

やっぱり、初めから続編ありきで作られた作品というのは、その内容が「?」だらけで、えっらい消化不良となってしまうのが一番の原因だと思う。

前作では、ジョニー・デップが、本当に楽しんでジャック・スパロウを演じているのがわかる演技で、それは今回も観られたのだが、なんと言うか、先が読めないワクワク感とでも言うのか、それが感じられませんでした。


やっぱり、期待が大き過ぎたのかなぁ?


投稿日時: 2006-7-20 23:45:00

映画「ホワイト・プラネット」観てきました。

北極を舞台に、そこに住む動物達の生態を撮ったドキュメンタリー作品です。
昨年は「皇帝ペンギン」という映画がありました。
(コチラは題名のとおり、南極に住む、皇帝ペンギンの生態を撮ったドキュメンタリー作品です)

この両作品、実はともにフランスの作品です。
で、もっと言うと、「ディープ・ブルー」なんていうドキュメンタリーの秀作もありますが、これもフランス作品です。

フランスは、ドキュメンタリー作品が上手いのか、儲かるからかわからないが、このようにドキュメンタリー作品が定期的に発表されます。

そうした流れを引き継いだ(?)「ホワイト・プラネット」です。
今作も、観ているわたし達に、いろんな事を訴えてきて、考えさせます。
「何十年後には見られないかもしれない景色」
重いです。

個人的には、昨年の「皇帝ペンギン」の方が、ワシには考えさせられたことが多かったけど、今回の「ホワイト・プラネット」も、楽しめながら勉強になる映画でした。